もうすぐクリスマスですね。
長男にも大切な人ができ、あと何年かしたら私もおばあちゃんになるのかな、と最近思うようになりました。
20年以上、4人の子育てをする中で、数々のプレゼントを見て来ました。
本当に良いものは、時代が変わっても変わらないのだな、とつくづく思います。
昔、私が親しんだ絵本やレゴブロックは、時代は変わっても子どもたちの良い糧となっています。
共通するのは、遊びを通じて想像力や創造力を育む、という事。
今回はいつか孫にもこれは是非プレゼントしたい、と思っているものを厳選して紹介します。
ベビーコロール お絵描きであらゆる才能を育む
最初に孫に与えたいのは安全で使いやすいベビーコロールです。
ベビーコロールは、
- 筒状で万一口に入っても窒息しにくい(もちろん、口に入れないように必ず保護者が側で見守りましょう)
- 丸みのある安定した形状(細長い棒状のものは赤ちゃんには危険)
- ぎこちない手で握っても簡単には折れない
- 一般的なクレヨンと違って手などが汚れにくい
という大変優れた赤ちゃん向けクレヨンです。
クーピーや色鉛筆は細長い棒状なので、万一口に加えて歩いたりしたら大変な事故につながります。
お絵描きはお座りができるようになったらいつでも始められます。
最初は大人の手を添えてぐるぐる描くことから、一緒にたくさん楽しみましょう。
子どもと一緒にお絵描きの時間を楽しむ事で、子どもはどんどん描き、才能を伸ばしていきます。
何を描く(観察)
お絵描きの土台には観察があります。
電車好きの子が電車の絵を描くのは、電車をその子なりに観察しているからです。
お姫様の絵を描くのが好きな子も、色々な場面でお姫様の観察をしています。
もっと上手に描きたいと思うようになればしめたものです。
どんどん観察して、絵に工夫を重ねるようになります。
描きたいものをイメージ(想像)
絵を描く際には、こんなものを描こうと頭の中にイメージがあります。
夢のお家、素敵なお姫様、大好きな電車…
子どもは想像力を働かせています。
実際に手を動かす
絵を描くには、実際に手を動かさなければなりません。
手指を動かすには脳を始めとする体のあらゆる部分が大変複雑な働きをしているのだそうです。
手指を動かすことは、特に脳の活性化に良いと聞きますね。
クレヨンを握るのも、思ったような線を描くのも、最初はなかなか上手くいきません。
何度も描くうちに体が慣れてきて、どんどん上手になります。
一緒に楽しんで、たくさん描きましょう。
描く(創造)
絵を描くのは、創り出すことです。
頭でイメージしたものを、自分のものとして創り出す。
どんどん自分の世界が広がりますね。
レゴブロック 想像力を膨らませて作り上げる
50代の私も幼い頃からLEGOにお世話になりました。
他のブロックと違い、作りが精緻で耐久性に優れています。
40年以上前から使っているブロックもまだ健在です。
通常プラスチック製品は劣化してダメになりますが、LEGOのブロックはびくともしません。
ピッタリ組み合わせて使うものなので、変形は致命的ですが、そのようなことは今まで一切ありません。
ブロックを積み重ねて思うままに様々な形を作る遊びは無限の楽しみがあります。
- 頭の中で作りたいものをイメージし(想像)
- 手指を使って(脳の活性化)
- 自分の好きな物を作り上げる(創造)
平面のお絵描きと違って立体なのもポイントです。
小さいうちはDuploのセットでブロック遊びを楽しむ
口に入れなくなったら通常サイズに移行します。
Duploは、通常サイズのブロックと組み合わせて使うこともできます。
まずは基本のブロックセットを
LEGOは様々なシリーズで展開されていますが、
基本のブロックがあれば、いかようにもアレンジが可能です。
飛行場セットを持っていても、飛行場しか作れないのではなく、
同じパーツを基本のブロックと一緒に好きなように組み立てれば、素敵なお家だって作れます。
基本のブロックセットで、無限の楽しみをプレゼントしましょう。
絵本 めくるめく物語の世界を堪能する
絵本の読み聞かせは、子どもの言葉の理解と想像力を育みます。
まだおしゃべりのできない赤ちゃんでも、家族の言葉を聞いています。
どんどん楽しい言葉を聞かせてあげましょう。
ことばあそびうた 赤ちゃんから
リズミカルな言葉遊びを赤ちゃんと一緒に楽しみます。
何度も読み聞かせているうちに、リズムに乗って体を揺らすようになります。
意味の理解より、言葉の楽しさを全身で味わう絵本です。
もりのなか お座りして絵本を眺められるようになったら
主人公の「ぼく」が森の中で様々な動物と交流する夢のようなお話です。
シンプルで短い文章を絵を見ながら楽しみます。
ゆったりと状況を想像しながら一緒に絵を眺めます。
白黒の一見地味に見える絵が、とても良いと私は感じています。
写真や動画、アニメが氾濫する中で、素朴な絵の良さを感じます。
きんぎょがにげた 絵を追うようになったら
絵に関心を向けるようになったら、オススメの一冊。
きんぎょがどこに逃げたか、一緒に絵の中で探して、
一つ一つ「あった!」と一緒に喜びましょう。
素敵な五味太郎さんの絵は、子どもにも大人にも魅力的です。
最高の贈り物は 遊びを通じて想像力と創造力を育む経験
お店には多くのおもちゃが並んでいます。
一つ一つ、これで遊ぶとどんな事を覚えるのか、を考えてみましょう。
長年いろいろ見て来ましたが、私がやっぱりこれだな、と選ぶのは、長年愛されてきた物たち。
ベビーコロールにしても、LEGOにしても、絵本にしても、ここ数十年変わらず多くの人に愛されてきたものばかりです。
長く愛されるには、理由があるのですね。
小さな子どもは遊びながら学びます。
より豊かな学びを得られる遊びの機会をあげることが、おばあちゃんに出来る最高のプレゼントだと私は思っています。
それにしても、プレゼントを選ぶのは本当に楽しいですね。
受け取った人の笑顔を思い浮かべて、こちらまで幸せな気分になります。
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