気になっていたヘナ染に挑戦して、数ヶ月経ちます。
生え際の白髪が気になるようになり…
薬品で髪に負担をかけるのはちょっと心配、
サロンで染めるのはお金がかかるし…
身体への負担も、お金も、あまりかけずに出来ないものか、と悩んでいました。
インド系のスーパーに行くと、大量のヘナが棚に並んでいます。しかもとても安い!
ネットで調べると自分でヘナ染をする方法が簡単に見つかるではありませんか。
恐る恐る自宅で挑戦。
初回は鮮やかなオレンジ色にびっくり‼️
(一晩でだいぶ色が落ち着きました)
でも回数を重ねるうちに落ち着いた深みのある赤茶色になり、
髪も何となく元気が出て来たような…
すごくいい感じです。
以来、気に入って月イチ位の頻度で染めています。
自宅でできる白髪染めあれこれ
白髪染にもいろいろありますが、私はあまりお金をかけずに何とかしたいと思っていました。
そこで使っていたのが、日本のトリートメント式の白髪染め剤。
これはこれで悪くはなかったのですが、
思ったより染まりが薄かったのと、思ったより安くない、という点が悩みでした。
日本から運んで来た在庫はすぐに底をついてしまい、次のをどうするか🤔
こちらで同じものを高い値段で買うのは悔しい。
こちらで簡単に手に入るヘアカラー剤もいくつか試してみました。
(日本メーカーのものもいろいろあります)
二種類の薬剤を混ぜて使うタイプのもの。
髪に塗った途端、髪の色が変わり、びっくり😳
薬品で髪の色を抜いて、そこに染料を入れるのだとか。
ちょっと化学的すぎて、私には向いていませんでした。
もうちょっと体に優しいもので、手頃な値段の物はないものか…
そこで、ヘナに気がついたのです。
ヘナの特徴〜天然の植物の力で染める
インド系の人々が多くいる街では、ヘナは日常的に目にするものの一つです。
髪を染めるだけでなく、手や腕に繊細な模様を描いている人々がたくさんいます。
インド系の商店には、さまざまなタイプのヘナが棚一面に並んでいます。
これ、どうやって使うのかな?から始まったのですが、
ネットで調べてみたら、たくさん情報が。
何だかいろいろと面倒くさそうではあるけれど、私にもできそう!というのが最初の印象でした。
ヘナ染は髪が赤くなる、というイメージが強くて、昔敬遠した記憶があったのですが、
ヘナでは白髪だけが染まるので、
白髪部分が赤みがかった茶色になり、
黒髪の中でいい感じに混ざり合って、頭全体が明るい感じになります。
赤みも殆ど気になりません。
ヘナは、ヘナの木という植物の葉っぱを乾燥させ、粉末にしたものです。
古代エジプトの昔から皮膚や髪を染めるのに使われてきたそうです。
天然の植物の力だけで染めるのは、体に優しそうですね。
トリートメント効果もあるそうです❤️
化学薬品を添加しないヘナ100%のものを使って自宅で白髪染めできることを知り、挑戦してみたくなりました。
髪染めコーナーに並んでいる商品の多くは、無添加では無さそうだったので、
品物を選ぶ際にはパッケージをよく確認しましょう。
そして、念の為、アレルギーにもご注意を!
ヘナ染めやってみた
基本的なやり方
ヘナ染め基本的なやり方は、次の4つのステップです。
1 ヘナの粉をぬるま湯で溶く(練る?緩くなりすぎないよう注意)
2 白髪が気になる部分を中心に満遍なく塗布
3 ラップやシャワーキャップで乾かないように保護しながら放置(私は2時間くらい)
4 お湯で洗い流す(シャンプー無し)
ヘナの粉にぬるま湯を加える時、少しずつ加えるようにして、緩くなりすぎないように気をつけます。
ブルンブルンとしたマヨネーズのような硬さが扱いやすくてちょうど良いです。
白髪は生え際が気になるので、根元にしっかり塗ります。
スプーンで頭に乗せ、手袋をした手で揉み込みます。
私はそんなに髪が長くないので、手で揉み込むだけで頭全体に広がりますが、
丁寧な方は菜箸や櫛を使って満遍なく塗布しているようですね。
湿った状態を維持しないといけないので、
ラップで包み、さらにシャワーキャップをかぶって放置します。
長く放置した方がしっかり染まるとあったので、
私は2〜3時間その状態で過ごしています。
(ちょっと人には見せられない格好ですが😅)
垂れて来たりはしないので、普通に家事をしたりして過ごしています。
使っている道具
私はラップで生え際などをしっかり覆ってからシャワーキャップをかぶっています。
その方が生え際の乾燥が防げました。
ワセリンは染めたくない生え際の皮膚を保護するのに使っています。ラップを密着させる効果もあります。
洋服は汚れてもいい服にしています。
その上から汚れてもいいタオルで肩を覆っています。
私は大雑把な性格なので、いろいろなサイトの良いとこ取りをして、かなり適当ですが、結構上手くいっています。
髪も元気、以前よりハリが出てきたように感じています。
私が見つけたのは、インド製のヘナ100%のもの。
100グラム入りで日本円換算で百円弱でした。
一箱で大体3回分くらいにはなっているかな(短めボブ)。
おすすめサイト
数あるヘナ染め関連サイトの中でも特に分かり易かったのは、こちらのサイトでした。
丁寧で分かり易い説明で、大変参考になりました。
ヘナをオンラインで購入もできるみたいです。
ヘナ染め注意点
白髪が赤く染まります
シャワーで洗い流した直後は頭皮も含め、オレンジ色になります。
ちょっとびっくりするくらい明るいオレンジ🍊
この写真の色にかなり近い明るい色です。でも染まるのは白髪だけ。
初めてやった時には、かなりショックで一瞬後悔しました。
でも時間が経つにつれ、色味が暗くなってきて、翌朝には深みがかった赤色に変化します。
頭皮の色は何故か翌朝には消えています(何でだろう🤔)
何日か経つとさらに色に深みが増して、暗めの赤に変化します。
初めて染める場合には、色がつきにくいと聞いたので、1週間くらいの間隔で、3回ほど染めました。
そのうちに、さらに深い赤に染まりました。
黒髪の割合が多い内は赤みはさほど気にならないと思いますが、ほぼ白髪になったら、赤が強すぎるかもしれません。
インディゴ(天然素材)を混ぜて、黒に近い色にする方法もあるらしいですが、まだ試していません。
色味や手触りが落ち着くまで2〜3日かかります
ヘナショックと言われる現象が起きます。
最初にシャワーで洗い流す時点で、ギシギシ、ゴワゴワの手触りになり、これもちょっとびっくりします。
私の場合は24時間位経てば、ギシギシを感じなくなります。
トリートメント効果が影響しているとか?
赤みもギシギシも、染めた翌日はまだ落ち着かないので、
人に会う予定がある前日などに染めるのは避けた方が良いです。
私は、ヘナ染めした後2日間は大事な会合が無いように気をつけています。
放置時間が長いです
商品やサイトによってまちまちですが、
放置時間が45分間とか、数時間とか、結構長めです。
私は2時間は放置するようにしています。
自宅にいる主婦だからやり易いとも言えますね。
その間は、シャワーキャップを被った状態で、人に見せられる状態ではありません。
宅配便が来ても居留守を使わないといけないな〜。
独特な匂いがします
ヘナの粉の袋を開けた瞬間から、何とも言えない、植物的な独特な匂いがします。
私は全然気にならないのですが、娘に一度臭いと言われました。
それもたった一度だけで、その後は家族から何も言われない、と言うか、染めたの気がついていない?様子なので、大した匂いではなさそうです。
ヘナ染しばらく続けるつもりです〜いつまで白髪染めするのか?
体に優しくてお財布にも優しい、私にとって良いことばかりのヘナ染め。
髪が光に当たると赤く光って見えるのも、なかなか気に入っていて、楽しんでいます。
しかしいつまで続けるのか…
今は、こめかみが白いのが、老けて見えるようで気になって染めていますが、
全体的に白髪になってきたら、それはそれで、染める必要はないと思っていて、
その頃には年相応の白い頭で良いと思うのです。
でも生え際だけ白いのもおかしいから、生え際が白くなると染めたくなる…
そうやって続けていくと、白髪染めって、やめ時が難しいな、とちょっと思っています。
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