コーチングの勉強をしていて、繰り返し説かれるのは、肯定的でいる事。
何事にもプラス面もマイナス面もあり、人は兎角マイナス面を見てがっかりしがちだが、そこで敢えてプラス面を見るようにするだけで、全然違った世界が開けてくる。
30分しかないと思うか
30分もあると思うか
でその30分の意味はだいぶ違ってくる。
ここで、一日の始まりをどのように迎えるかを考えてみる。
特に楽しい予定もない、いつも通りの一日をどうやって始めるか。
あーあ、もっと寝てたいなとイヤイヤ起きるか
楽しい一日になりそう!と元気よく起きるか。
そこで思い出したのが、かつてバイト先の研修で教わったワクワクの動き。
両腕を胸の前に曲げて、いわゆる「ワクワク❤️」のポーズをとって、両腕をパタパタ動かしながら口で「ワクワク」と唱えるだけ。
研修を受けていた全員でその場で強制的にやらされたのだが、その何というか、馬鹿馬鹿しい動きが可笑しくて、
真面目に仏頂面で研修を聞いていた大の大人達が、皆思わず笑ってしまった。
ミソは声に出して言うこと。動きだけではダメ。
「ワクワク」「ワクワク」と数回繰り返している間に本当にワクワクしてきて、自然と笑い顔になる。
その一瞬前には思ってもみなかった元気と前向きな気分で心が一杯になるのがわかる。
体の動きと心の動きは繋がっているとはよく言うけれど、これは体の動きが心にプラスの働きかけをする好例だろう。
これを朝一番にやれば、その日のスタートは上々。
いくら眠くても兎に角起きて活動をしなければならない朝、
頑張って立ち上がり「ワクワク」を何回か唱えてみよう。
シラケムードの思春期娘たちにはバカにされるかもしれないが、ご機嫌でありたい。
まあ、問題は朝起きた時にそのことをいつも忘れてしまっていることなんだけれども。
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