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子どもと映画を観るのは

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子育てにあたり、私が大切だと思うのは、知識よりも考える力を子どもたちに身につけさせること。

考える力、と言ってもそう簡単に身につけられるものでなく、様々な要因が組み合わさって出来るものだろう。勿論学校の勉強だって大切だし、ある程度の知識だって必要だ。その鍵として、私が重視してきたのが、視野の広さ。

「これは何だろう?」「へ〜、こんなものもあるんだ!」と新しいものに触れるたびに子どもの世界は広がっていく。

今すぐにそれが学校の成績に反映されるかどうかは関係ない。目の前の試験には効かないかもしれないが、ある時きっと、「ああ、これはこう繋がっていたのか。」と腑に落ちる体験をいくつもする。

それが考える力の基になる。と信じている。

その広い視野をいかにして育むか。

まずは本。読ませるよりも読んで聞かせるところから始める。どんどん読む。子どもが自分で本を手にとるようになったらしめたものだが、そうならなくてもいっぱい読んで聞かせる。

それから映画。これはとても刺激的なので、物凄く影響力があるはず。迫力ある映像と音楽とが迫ってくる中で物語の世界に放り込む感じ。なるべく映画館で見せる。

子どもに見せたい世界を吟味して(=作品を選んで)チャンスを逃さずにみせる。

先日、こちらの映画館でかかっていたインターステラー(2014年、アメリカ)を娘たちと観に行った。圧倒的な迫力ある映像と音で、まるで宇宙に本当に彷徨っているかのようだったが、さすがに英語で宇宙モノは難易度が高かったか。セリフが宇宙物理学がウンタラカンタラで私にも細かく理解するのは難しかった。娘たちは鑑賞後「長すぎる」「わかんない」「つまんなかった」とブーブー言っていて、私も少し反省。

ところが数日後の食卓で、娘が聞いてきた。

「宇宙服って何でできてるの?」「トイレ行きたくなったらどうするんだろう?」「宇宙ではずっと着てないといけないのかな?」

キタキタキタ!

これを待ってたのよ!

今まで宇宙になってちっとも興味を示さなかった娘たちが宇宙について考えてる!早速図鑑を開いてみよう。国際宇宙ステーションの様子をパソコンで見てみよう。トイレ問題はひょっとしたら手術中のおしっこ処理がヒントになるかもしれないよ。

娘たちの視野が少しずつ広がっている。

私のやってること、きっと間違ってない。

今度は何を観に行こうかな。

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