高校生の娘の家事スキルが上達している。
本人はお小遣い欲しさで家庭内アルバイトとして取り組んでいるだけだが、掃除、洗濯、食事の支度と、日々懸命に働いている。
毎日冷蔵庫にあるもので調理して夕食を整えているうちに、レパートリーも増え、コツも覚えてきたらしい。
自己流のアレンジも上手になってきた。
調理は作って終わりではなく、台所を元通りに片付けて初めて終了ということも理解したらしい。
洗濯は洗濯機に入れるだけではダメで、干したり、畳んで片付けたりと時間と手間がかかることも分かってきて、時間配分ができるようになった。
ロボット掃除機に任せられないところは丁寧に手で掃除機をかけている。
ついでに幼い妹の世話も。
これは多くの兄妹に恵まれた娘は幸運だった(大変だった?)か。
高校生と言えば、一般的には学問や部活動に励み、大学受験を意識しての学校生活最優先だろう。
それも大切だけれど、娘の様子を見ていて、この子はもういつでも(経済的にはまだまだだが)自分で暮らしを整えることができる、と感じ、少し安心している。
私に万が一のことがあってもきちんと生活していけそうだ、とか。
娘の生きる力を育てることに関しては、結構成功したかなと思う。
もちろんお勉強の方もしっかり頑張ってもらい、経済的に自立する力を養わないといけないけれども。
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