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「はなをくんくん」でワクワクする春の訪れを

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この間お散歩していたら、梅の花が一輪咲いているのを見つけたよ。

春の兆しだね!

毎日とても寒いけど、こういう発見があると、少し温かい気持ちになるね。

そんな気持ちにぴったりな絵本を紹介します。

シンプルなストーリーで文字は少なめ。

幼稚園に上がる前の小さい方々にも楽しいお話です。

深い雪の中で眠っている動物たちが、蠢き出します。

言葉と絵がとてもリズミカルでワクワクするお話です。

寒い雪の山の中は白黒の世界ですが、最後にポッと温かい陽がさします。

春が待ち遠しい季節にぴったりの素敵な絵本です。

Yellow flowers in the snow

はなをくんくん

はなをくんくん
ルース・クラウス 文
マーク・シーモント 絵
きじま はじめ 訳
福音館書店 1967年

舞台は深い雪に覆われた山の中です。

動物たちが眠っています。

ふと、目を覚まします。

皆、寝ぼけまなこで鼻をくんくんしながら、一斉に動き始めます。

あの鉛筆で描いたようなモノクロの絵が好き。

とても優しくてチャーミングだよね。

動物たちの毛皮なんて、いかにもフワフワで暖かそう。

動物たちが一斉に駆けていく様子はワクワクする躍動感でいっぱいです。

白黒の雪の世界が最後パアッと開けた時の動物たちの嬉しそうな顔がたまりません。

楽しそうに踊っている動物たちの様子に、読み手の私もついつい、声が明るく弾みます。

この本の原題は The Happy Day です。

やったー!春がきた!

という喜びが感じられるお話です。

春の訪れ

Daffodils

まだまだ寒い冬の最中でも、一日一日、春に向かって歩んでいます。

冬至を過ぎて、日の入りが少しずつ遅くなってきました。

年の瀬の頃は4時半でもう暗かったのに、今では5時過ぎてもまだ明るいね。

桜の木の芽もまだまだ硬く小さいけれど、少しずつ大きくなってきています。

甘い香りに誘われて植木の根元を見たら、水仙の花がポッと咲いていました。

街中でも気をつけて周りを見ていると、着実に春が近づいていることを感じます。

どれもこれも些細な事ですが、そういう事に気がつく感性は、日々の暮らしをより豊かにしてくれます。

「はなをくんくん」は身の回りの自然に目を向ける喜びを子供たちに伝えてくれます。

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「はなをくんくん」は
春の訪れを見つけた
ワクワクする気持ちを
楽しむ絵本です。

子供たちにはたくさん伝えたいことがあり、学んでほしいこともたくさんあります。

絵本は、そんな様々な大切な事を、子供たちにそっと教えてくれます。

決して押し付けがましくなく、説教臭くもなく。

知識や教養だけでなく、身の回りの美しいものを愛おしむ感性を育んでくれます。

これからも子供たちと一緒にたくさん絵本を読んでいきたいと思います。

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