年末年始の母の姿が忘れられない。
年越しギリギリまでおせちの準備にバタバタし、紅白歌合戦なんて、一緒に見たことは無かった。
元旦には子供達に晴れ着を着せ、自分も晴れ着でてんてこ舞い。
男性陣が皆お酒を飲みながらワイワイやっている側で家族のために働き詰めの母。
結婚して目にした新しい家庭も行事の内容は違えど男女分業の点では似たようなものだった。
妻とはそういうものだと思い込んでいた。
夫の付き合い先のために年賀状を書き、年末年始をゆっくり休暇として過ごす家族のためにあれこれ家事をした。
でもふと気がついたのです。
自分で勝手に自分を縛ってたのでは?
よき母、よき妻の型に勝手に自分を追い込んでいたのでは?
背負わなくても良いものを自ら背負ってヘトヘトになる位なら、
下ろせる荷物はそっと下ろして行こう。
年賀状もそれぞれが出したい人に自分で出すことにしました。
今年の新年の準備は最低限に済ませました。
季節の行事も私自身を含めた家族で楽しめる事だけに限定しよう。
もっと笑顔でいるために。
今年も良い一年でありますように!
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