平凡な日々の暮らしに大きな不満はなくとも、何となくモヤモヤした気持ちを抱えていませんか？
ぐんぐん成長していく子供達とキャリアを重ねていく夫の姿は嬉しいものだけど…
私は家事育児に追われてなかなかキャリアアップできない…
なんだか取り残されたようで時々寂しくなる…
映画『マダム・イン・ニューヨーク』はそんな気持ちを前向きにしてくれた素敵な作品です。
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モヤモヤした気持ちを抱えていた主人公を励ました一言。
迷わずに、自信を持って、決然と。
『マダム・イン・ニューヨーク』より
私も「迷わずに、自信をもって、決然と」歩んで行くことで、きっといろんなことが好転するようになるんじゃないか。
『マダム・イン・ニューヨーク』はそんな希望を与えてくれます。
モヤモヤした気持ち
主人公はインドの古典的な良妻賢母の女性。
夫に仕え、子どもの世話をし、家事を担う…
子どもたちも夫も英語を使って社会で活躍しているけれど、自分は…
得意な料理の腕を生かして社会に出ようとしているが、家族にはなかなか理解してもらえない。
英語が話せない自分を家族が馬鹿にしていて悲しい。
私はただ家族に仕えるだけの存在？
夫婦は対等の立場にはなれないの？
私の存在意義って何だろう？
そこまで極端ではなくても、日本の多くの主婦や母親は同じようなモヤモヤを感じたことがあるのではないでしょうか。
家計を支える夫や高学歴の子どもが偉くて、家事は取るに足らないこと。それを担う主婦も取るに足らない存在…
そんな見方はまだ根強く社会に蔓延っているね。
夫は心が通い合っているはずのパートナーなのに、他の事で忙しくて私の気持ちに向き合ってくれない。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま、主人公はニューヨークへ旅立ちます。
背中を押してくれた一言
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自信を喪失したまま、モヤモヤした気持ちのまま、一人でインドからニューヨークに旅立つ事になった主人公。
英語が話せない状態で初めてのニューヨーク行きは困難続きです。
そんな時に飛行機で隣り合わせた人に言われた言葉、それがこちら。
迷わずに、自信を持って、決然と。
『マダム・イン・ニューヨーク』より
分からないことがあってもいい。
初めてでもいい。
自信を持って行けばいいんだ。
そうなんです。
一歩一歩、思い切って踏み出して行けば、自ずと世界が開けてくるのです。
そうして、主人公は一歩踏み出し、英語を学び始めます。
そして主人公は自信を取り戻して行きます。
最後のスピーチは感動ものです。
主人公の素晴らしいスピーチに思わず拍手しちゃったよ。
他にもいろいろ『マダム・イン・ニューヨーク』の魅力
同じような悩みを抱えた女として共感できるだけでなく、『マダム・イン・ニューヨーク』はインド映画としての魅力もたっぷりです。
カラフルな色彩と美しい人々。楽しい音楽。
サリーの美しさ、インド文化の魅力
特に主人公の美しいこと。
顔立ちも美しいし、纏っているサリーがとにかく素敵。
主役のシュリデヴィを眺めるだけでも幸せな気分になれる作品だね。
裕福な家庭の日常が詩情たっぷりに描かれていて、暮らしぶりそのものがとても美しい。
インドでの暮らしを垣間見た感じでとても興味深かった。
主人公が作るお菓子も本当に美味しそうです。
お菓子を握る所作がとても美しくてうっとりしてしまったよ。
インド映画と言っても、スーパーパワーの派手なぶつかり合いや唐突な群舞でハイパーテンションな感じの作品では無いので、すんなりと感情移入できる作品です。
別世界に旅して視野を広げる
映画に浸る数時間は別世界に旅する数時間でもあります。
自分とは別の視点を持った人が作った作品には、必ずや私たちにとって新しい発見があります。
自分とは違う人生を生きる主人公の生き様を感じる体験。
まだ見ぬ未知の世界を覗き見る体験。
これらの体験は、私たちの想像力を膨らませ、視野を広げてくれます。
前向きな一歩できっと事態は好転する
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モヤモヤとした気持ちは多かれ少なかれ皆が持っているもの。
すんなり対処できている人もいれば、なかなか上手く乗り越えられずにモヤモヤの気持ちを解消できないでいる人もいるでしょう。
そんな時きっとこの作品が勇気をくれます。
前向きに自信を持って一歩踏み出すことの大切さを教えてくれます。
魔法のように簡単に解決するわけではありませんが、一歩一歩進んで行けば必ず変化が起こるはずです。
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