夏休み!
楽しいけれど母親にとっては忙しい時です。
家族のことを思ってあれこれ忙しい毎日。
ついつい自分の事は後回しになってしまい、ストレスが溜まってしまう事も。
短時間でも良いから自分の時間を持って心身をリフレッシュさせましょう。
母親の心の健康は家族の心の健康につながります。
大人の時間と子どもの時間の区別、お母さんの時間への家族の理解…
子どもにとっても良い学びの時間になります。
遠慮なく自分時間を楽しみましょう。
日本のお母さんは頑張りすぎ
海外で色々な国のママ友ができ、気づいた事の一つに
日本のお母さんは頑張りすぎなのではないか
という事でした。
毎日完璧なお弁当を用意し、子どもの都合が常に最優先。
自分が食べたいものではなくて、子どもが食べたいものを。
ワンオペ育児は当たり前。
お父さんの書斎はあってもお母さんの部屋はダイニングテーブルの片隅…
母親として仕方ないと諦めているうちにストレスが溜まってしまいます。
でも海外で出会ったママ友たちは、もっと自由に自分の時間を楽しんでいました。
感じたのはお母さん自身の意識の違いです。
ベビーシッターを雇ったりする恵まれた条件の有無は必ずしも関係なさそうです。
自分はお母さんである前に一人の「私」であるという意識を感じました。
家族の心の健康の為にも
母親がストレスを溜め込んでいるのは家族にとって良い状況ではありません。
家族の中心にいる母親が疲れていては、負の気分が家中に広まってしまいます。
第一に健康に良くありません。
にっこり笑顔のお母さんが中心にいる家族でありたいものです。
ストレス解消には好きな事をするのが一番。
短時間でも自分の時間を設けて、好きな事に没頭する時間を設けるのです。
大人の時間と子どもの時間
子どもがいる中でお母さんの時間をどうやって確保するか。
私は「大人の時間」と「子どもの時間」を区別して子どもたちに教えています。
「大人の時間」には子どもは参加しません。
- 仕事をしている時
- 大人同士で話をしている時
- 子どもの「おやすみなさい」以降
- お母さんの時間
その都度、根気よく子どもに伝え、大人の時間には子どもは干渉しないよう、教えます。
初めからすんなり区別できる訳ではないので、根気が必要です。
小さい内から教えているので、今では子どもたちもだいぶ理解し、「大人の時間」には干渉しないようになりました。
大人の時間の理解を促すと同時に、子どもの時間も尊重し、子どもと一緒にたくさんの時間を共有することも大切です。
そうする事で、子どもも安心して大人の時間を理解するようになります。
我が家の場合、お昼ご飯の後のひと時が「お母さんの時間」で、これこそが、私の時間です。
コーヒーを淹れ、とっておきのチョコレートを数粒用意してスマホの世界に没頭します。
好きなInstagramを覗く時間は誰にも邪魔されない自分の時間です。
子どもたちは「ママは居ないもんね〜」と言いながら別の部屋で遊んでいます。
時には2時間程度こもってネット配信の映画を鑑賞したりもしますが、これにはパートナーの協力や家事のやりくりも必要になってきます。
子どもの自立を促す
大人の時間と子どもの時間の区別は、子どもの自立の面で良い学びになっているように思います。
母親不在の時間、子どもたちは自分で自分の事をしています。
もちろん、放ったらかしは論外です。
安全な環境を用意した上で、子どもに自由に過ごさせる時間は子どもにとって大きな学びの時間だと思っています。
母親も家庭内に居ながら、「今からしばらく大人の時間に入るから、一人で遊んでてね」と伝え、それぞれの時間を過ごすのは、双方にとって有益な時間になると信じています。
まとめ:お母さんの時間
たとえ30分でも、毎日自分だけの時間を持つことで、だいぶ心は軽くなります。
子どもに干渉されない「大人の時間」の確保は、子どもに振り回されるストレスを軽減してくれます。
子どもたちの小さな自立にもつながります。
常に子どもファーストで全身全霊を捧げるのではなく、自分のやりたい事を少し優先させてみましょう。
これは母親のワガママなどではなく、一人の人として当然の権利だと思っています。
そして、笑顔で楽しく家族を見守りましょう。
今日も昼下がりにとっておきのチョコレートとコーヒーを堪能します。
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