先日受けた血液検査で異常値が出て、急遽再検査となった。
曰く、びっくりするような悪い数値で、入院が必要になるレベルとか。
ちょっとだるいなあ、食べ過ぎかなあ、程度の自覚症状しか無かったので
突然の事に驚いたが、とにかく再検査、
そして再再検査となり、今まだ診断待ちの状態。
しかし、「びっくりするほど悪い数値」
とドクターに言われた途端、気分は重病人になり、
体は重く、何をするにもおっかなびっくり。
食欲も失せ、始終横になるようになってしまった。
しかしこれは、病は気からの典型例では?
もちろん、実際に体の何処かに異常があり、
病気は進行しているのだから、
治療しなければ体調は悪くなる一方だろう。
とは言え、
あの瞬間からの体調(いや、気分だな🤔)の急激な変化には
我ながら笑ってしまった。
難病かも、の心の揺れ
再検査に続く再再検査で診断を待っている。
今までの情報を元にあれこれ調べるにつけ、どうも結構厄介な難病らしいと分かってきた。
調べれば調べるほど気持ちが落ち込み、気分はどんより。
しかし考えなければならないことは山ほどある。
このまま海外でも治療が受けられるのか、日本に帰るべきか。
子どもたちはどうしようか。
年老いた両親は大丈夫か…
しかしどうだろう、こうやって考えたり調べたりしている間は、体調はあまり悪く感じないのだ。
もちろん、病気なのだから、無理は禁物。
体調に細心の注意を払い、
だるいと感じたらすぐ横になるし、
食事の内容も見直し、
生活習慣もなるべく楽になるよう、整えた。
「びっくりするような数値」と言われる前は、
普通に外出もしていて、夜になると、だるいなあ食べ過ぎかなあ、なんて思う程度の自覚症状だった。
そして、今、再びその頃の軽めの症状の状態にだいぶ戻って来ている。
問題発覚と同時にドーンと落ち込んだ体調や気分が、
忙しくあれこれ考えている間に再び少しだが軽くなっている気がする。
気持ちをしっかり持って向き合う
病気にはきちんと向き合い、ドクターの元で必要な処置をして治す、
これは大前提。
病気は気持ちだけでは治せない。
ちゃんと専門医の指示に従って
治して行こうと思う。
それとは別に、私が出来ることは
気持ちを前向きに持つことだと、
今回の気分の変化を振り返ってみて、改めて思う。
何だか怖い難病に罹ったらしい、
私は病人だ、怖い、どうしよう…
それが頭にいっぱい渦巻いていた時は、
日中から体調はすぐれず、
食べる気もせず、
正直、起き上がる気にもなれなかった。
ところが、
調べることで、情報を得、
次にやるべき事などを建設的に考え始めると、
怖い怖いと言った漠然としたネガティブな思考は薄れ、
同時に体調も少し楽になった。
そして気がついたのだ。
そもそも悪い体調を
必要以上に気分で
ますます悪くしても
何の得もないではないか!
まだ診断を待っている状態だし、
これからどんな治療が待っているのか分からないが、
漠然としたネガティブ思考は極力排除して、
気持ちをしっかりと、やるべきことを見据え、
前向きに病に向き合おうと思う。
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